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最新情報 : 文学部教員コラム vol.66 大学でのゼミとは? 〜苦しいけれど楽しみに出会えるチャンス〜 …… 現代社会学科 萩原清子 先生
投稿日時: 2011-1-13 9:00:00
 大学のゼミはとても自由です。しかし、その自由の中に自分を自ら縛ってしまう不自由な呪縛があります。その呪縛の中で研究テ-マを追求しその過程で自分が変わって行く姿に出逢います。その出逢いに辿り着くまで、苦しみの連続です。なぜなら、与えられたテーマや答えが決まっている問題を解くような学習とは異なり、追求したいテーマを自分で見つけ、それをゼミの仲間と議論し、ゼミ全体のテーマとつなげ、個人とゼミ仲間全体のゼミ論文集に仕上げなければならないからです。ゼミは、集団の中で個人が尊重され、これまでの受動的な受身の自分を能動的な行動する自分に変える機会でもあります。この過程が苦しいけれど楽しいのです。仲間と共に何かを作り上げるグループワークの素晴らしさを経験する事により、仲間を思い遣り、仲間を尊敬する感情を実感します。こんな苦しみは誰からも強制されたものではなく、自分が納得できるかどうか、自分に対するチャレンジから生まれます。

 では、実際のゼミの仲間の姿と活動を紹介しましょう。今年度の萩原ゼミ生は13人です。皆4年生です。写真は卒業写真用にとったうちの1枚です。

 みんな笑顔で自然です。当然です。今年度のゼミ論文集のテーマは、『No Smile No Life』〜笑顔あふれる人生を送ろう〜だからです。自分たち学生が老人になる時、65歳以上の高齢者の割合は40%を超えるほどです。現在はその割合は23%です。高齢者福祉は、現在のお年寄りの幸せをサポートしなければなりませんが、学生の自分たちが老人になる時の社会の在り方と自分たち自身の老い方を同時に考えなければなりません。その結果、ゼミの皆で出した結論は、「笑顔無くして人生無し」というものです。

 このように、ゼミ論文の統一テーマが決まり、各学生は統一テーマに沿って自分のテーマを研究中です。研究ばかりでは息がつまるので、夏休みの間に1泊2日の合宿を行い、ゼミの反省と今後のゼミ論文集作成に向けて確認し合いました。合宿は神奈川県立「芦ノ湖キャンプ村」でのバーベキューパーティです。下の写真はその時の食事風景です。皆お腹一杯で満足げな笑顔、笑顔です。

 こちらの写真は合宿の帰りに寄った地獄谷でのひと時です。

 夏休みが終わり、いよいよゼミ論執筆に取り掛かり、苦しみの後にやって来るであろう喜びを期待して学生は最後の追込みに入っています。

(現代社会学科 萩原清子)
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