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最新情報 : 文学部教員コラム vol.84 高齢者の福祉(幸福)と若者の希望 …… 現代社会学科 副田 あけみ 先生
投稿日時: 2011-9-23 8:00:00
 みなさんご承知のように、日本の平均寿命は男女とも世界トップクラスです。
人が長生きすることは喜ばしいことであり、人類はそれを追求してきました。しかし、長命はガンやアルツハイマーを初めとする多くの病気を患う危険性を高くし、介護の必要性を高めることで、家族の負担を重くするおそれがあります。
 2000年度から介護保険が始まり、それ以前より介護サービスを利用すること
が容易になりましたが、それでも家族による介護や援助なしに、要介護の高齢
期を過ごすことは困難です。今後、高齢者は一人暮らし世帯や夫婦のみの世
帯がますます増えていきます。介護保険を初めとする社会支援体制はいっそ
う整備される必要があります。
 しかし他方で、若い人たちへの教育支援、就労支援、婚活支援、子育て支援、
生活支援を社会的に充実させ、若い人々が将来に希望をもてるようにすることも
社会の責任です。若い人々が希望をもてる社会でなければ、高齢者は安心して老い衰えゆくことができません。
 私の受け持っている高齢者福祉論やゼミナールでは、学生さんたちに、高齢者の福祉(幸せ)のために、社会福祉や介護の制度・サービスは、また、地域社会の支援はどのようにあればよいか、といったことを考えてもらっています。合わせて、政策のありようが今後の自分たちの生活に影響してくることを、多様なデータを通して学び、もっと政治に関心をもつよう、呼びかけています。
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