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投稿日時: 2014-7-18 12:00:00
 関東学院大学文学部現代社会学科山口ゼミの学生は、葉山町社会福祉協議会が2013年3月からおこなっている介護者支援協働事業に参加しています。
 
 この事業は、農作業を通して在宅介護で孤立してしまう介護者と地域社会との交流をはかる為のものです。農作業をおこなう畑は、関東学院大学金沢文庫キャンパス図書館前にあります。その他に葉山町にも2カ所あります。

 活動当初は、関東学院大学文学部現代社会学科山口ゼミ、介護者、葉山町社会福祉協議会、地域住民、アロマセラピストの「5つの繋がり」で、ハーブとさつまいも作りをおこないました。活動開始から1年以上経った現在では、これまでの「5つの繋がり」から、高齢者、子育て世代、企業、障がい者が加わり、「9つの繫がり」になりました。

 参加者で育てたホーリーバジル(ハーブ)を、洋菓子店と障がい者の方とともにハーブクッキーとして商品化したり、ベーグル店とコラボしてハーブベーグルを作り、昨年開催した大学祭で提供したりと、地域の飲食店や障がい者の方と協力して商品開発も進めています。

 現在では、じゃがいも、かぼちゃ、ひまわり、ホーリーバジルを育てています。収穫後は、かぼちゃはパンプキンスープに、ホーリーバジルはハーブベーグルを作る予定です。また、ひまわりは葉山町社会福祉協議会が参加している「福島ひまわり里親プロジェクト」により種を購入したもので、学生たちがひまわりを育てた後、種を採取し福島県に送り調理油や自動車の燃料として活用して頂きます。

 これまでの活動に対して、今年度より文学部現代社会学科地域連携・ボランティアセンターが支援していくことになりました。今後は繫がりが更に広がるように、みなさんへ情報発信していきますのでご期待ください!















育てたホーリーバジルを利用したクッキーが商品になりました。












育てたホーリーバジル使い、昨年の大学祭でハーブベーグルを販売しました。


投稿日時: 2014-7-11 8:00:00
 シアトルで開催された、2014年度AWP ( Association of Writers and Writing Programs )にパネリストとして参加しました。AWPは文学の会議として北米最大の規模を誇り、毎年500以上の発表、2000人の発表者が集います。

 ワシントン州立コンベンションセンターとシェラトンホテルにて2月の26日から3月1日まで行われ、 "Home and Not Home : Poetics of / in a Changing Japan" と題したテーマに沿って、日本との関係が深いアメリカ詩人のシド・コーマンや、与謝野晶子などの日本の詩人、そしてアメリカを代表する詩人ウォルト・ホイットマンについての発表が行われました。

For the 2014 AWP website ←― こちらが2014年AWPのウェブサイトです。

For the event schedule

For the 2015 AWP website

Title: Home and Not Home: Poetries of/in a Changing Japan
Area: Poetry Craft and Criticism

How do poets of/in Japan see through dangerous nostalgias and cliché and bear witness to new stories? How can poets help clear a space for learning what it means to be at home and not at home in a story that-- in an accelerating, globalizing world--indeed is forever changing? Four Japan-based writers discuss the contributions of (1) 20th-century Japanese women poets; (2) post-war modern Japanese poets; (3) expatriate poets in Japan; (4) and contemporary Japanese poets writing in English.


投稿日時: 2014-7-4 8:00:00
 「東アジア共同体論」は、どこに行ってしまったかのように緊張する北東アジアであっても、民衆の結びつきは、しっかりと繋がっています。私は、2010年から2012年まで、ゼミ生と一緒に、毎年韓国ソウル市へ合宿して来ました。それ以前にも何度か韓国を訪問していますが、2010年には、中央大学校の日語日文学科を訪ねました。

 そこで頂いたのが、下位文化研究センター編『学校で習わない日本映画-わくわくするシネマ-』というハングルの本でした。私は、まったくハングルを読めません。それでも何が書いてあるか知りたいと思い、必死にハングル・キーボードを叩きました。

 この本は、「シネマ55本を通して、日本の文化コードを読む」と書かれています。具体的な映画名ですが、いくつか紹介すると「下妻物語」、「タッチ」、「電車男」などが挙がっています。「下妻物語」は、韓国では、「不良姫(神風ガール) モモコ」というタイトルで、2005年9月2日に封切りとなりました。「タッチ」は韓国では未公開のようです。「下妻物語」の英語版が、Kamikaze Girlsと紹介されたので、そこから来たのですね。また主人公は深田恭子扮する龍ヶ崎桃子でした。

 実はこの本で私が興味を覚えたのは、文化コラムです。紹介されていたのは「 お弁当」です。「“日本”と思い浮かぶものの一つがまさにお弁当である。……視覚、味覚的にも優れており、日本人だけでなく、日本を訪れる観光客にも大きな人気を得ている。」と書かれてます。確かにお弁当は、日本文化ですね。思わず駅弁が食べたくなります。最近は、私の場合、お昼にコンビニや仕出し弁当が多いですが、以前は良く手作り弁当を食べました。韓国のコンビニには、韓国風おにぎりはあったけれども、お弁当はなかったような気がします。

 いずれにしても、映画論よりも文化コラムに興味を覚えたのは、皮肉でした。読めない本を読むんだからしょうがないかというところです。映画の話のついでに、原作が日本人で日本と韓国で製作されたドラマ・映画について語りましょう。なかでも注目されるのが、東野圭吾原作の「白夜行」と「容疑者Xの献身」です。韓国では「白夜行 -白い闇の中を歩くー」と「容疑者X天才数学者のアリバイ」として映画化されました。単なるリメイク版を超える水準の高さです。両国版を見比べ、さらに小説も読んでみたいと思う程の出来栄えです。「白夜行 -白い闇の中を歩くー」のキャッチフレーズは、「14年前の密室殺人、容疑者の娘と被害者の息子。運命に翻弄されながら、白い闇の中で二人がつかんだものとは-」となっています。


















『学校で習わない日本映画−わくわくするシネマ−』


















映画「タッチ」



















文化コラム「お弁当」




投稿日時: 2014-6-27 9:00:00
Communicating Japanese Culture to the World  −日本文化を世界に−

 “英語の動画で世界とつながる”:ゼミをつくるとき、私はそれをテーマに掲げました。ゼミの学生には、英語でショートムービーを制作し、当時まだあまり知られていなかったYouTubeに投稿する楽しさを経験してほしかったのです。また多くの外国人に我々の作品を見てもらうには、日本についての話が一番良いのではないかと思いました。

 始まった当初のゼミでは、男子3名が大桟橋や中華街といった横浜の観光名所を紹介した他、海外の大学生にチャーハンや焼きそばなど、安くて簡単に作れる料理を紹介したりしました。












“Yokohama Tour”












“Making yakisoba”

 その後もマキームゼミでは、鎌倉や秋葉原など観光やショッピングで有名な場所を紹介してきました。












“Motorcycle Trip to Kamakura”












“Welcome to Akihabara!”

 しかし、多くのゼミ生は、ラブコメディーやホラーといったフィクションを撮りたがりました。確かに、それらもまた日本文化の一部であり、外国人とコミュニケーションを取る良い方法だと言えます。












“Magical Suit” (Love comedy)












“Final Report” (Horror)

 しかし、ここ2年間、私は学生に日本独特の文化を伝えるようなノンフィクションの動画を作るよう促してきました。ゼミ本来の目的はそこにありました。

 そのことから、近年では、日本人が地震に対してどのような備えをしているか、また、日本の夏の風物詩であるスイカ割りや浴衣の着方なども動画で紹介してきました。












“In Case of Earthquakes”












“Summertime in Japan”

 最近では、ゼミ生の1人が日本と欧米のバレンタイン・デーの違いを説明し、手作りチョコレートの作り方を紹介しています。また、そのゼミ生のクラスメートはダシの取り方を教えています。












“Cooking for Valentine’s”












“Washoku: How to Make Dashi”

 昨年、二人の学生が大学のキャンパスがある金沢区の有名スポットを探索しました。この手の動画はよく外国人視聴者からのコメントを貰うので、会話を始める良い機会にもなります。もちろん英語での対応です。
























“Walking in Kanazawa Bunko”








 日本文化を外国の人に説明する前に、まず学生自身が日本文化を理解する必要があります。したがって、英語で日本文化を伝えようとすることは、私たちの動画を楽しみにしている外国人だけではなく、学生にとっても有益なことなのです。



投稿日時: 2014-6-11 9:00:00
 私のさつま芋つくりは、関東学院女子短期大学(現関東学院大学人間環境学部)時代に遡ります。「鎖国」(食糧自給)との関係で江戸の農業を研究テーマの一つとしていることから、宮崎安貞(『農業全書』)のさつま芋つくりに関心を持ち、その農法で、関東学院女子短期大学のグラウンド(今の関東学院六浦こども園)に畑を作ったことに始まります。

 今、金沢文庫キャンパスの食堂裏に作っているお芋畑は、11月の文学部ホームカミングデーに向け、子どもたちへのプレゼント用のものです。昨年は、それ以前の丸2年間ホームカミングデーがなかったため、畑が荒れ(カヤの根っこがはびこっていた)ゼミ生の力では耕せませんでした。

2013年5月 畑のカヤの根取りに苦戦するゼミ生(3年生)















空手道部の先輩(耕運機姿)とご友人(カヤの根を抜いている)による畑作り














2013年6月 耕運機にはカヤの根っこがびっしり絡まっています。とても暑い日でした。


 しかし、1か月遅れてのお芋つくりは11月初めには間に合わず、育ちが遅れ、思案の挙句、農園経営の先輩(陸上部OB・元横浜南農協理事)に頼み、大きなお芋を分けてもらって、子どもたちにプレゼントしました。


2013年11月4日 小ぶりながらもお芋ほりを楽しむ子どもたち
















 今年(2014年度)は、昨年の轍(てつ)は踏むまいと、早くから苗床を作り、5月には100本のお芋を植えることができました。11月初めの頃には育ったお芋を掘ることができると思います。


2014年5月 基礎ゼミ1年生とアドバイザーグループ2年生による芋苗植え




















2014年5月27日 基礎ゼミ1年生・アドバイザーグループ2年生と指導の大学院生















6月4日現在のお芋














今年はどうかなー


【矢嶋道文の「鎖国」研究と農業】
 「鎖国」と農業の関係を探求しています。「鎖国」の成立要因は多様ですが、その内の大きな一つが「農業」生産力です。つまり、食糧が自給できない限り「鎖国」は成立しません。江戸時代は「長崎貿易」があり、オランダと中国との貿易関係を保っていましたので、完全な自給自足生活ではありませんでした。そこで矢嶋は主な輸入品の一つであった漢方に着眼し、果して「輸入漢方」がどれほど国民(江戸時代はおよそ3000万人でした)に必要であったのかを調べることにし、研究中です。たとえば、江戸時代の農学者である宮崎安貞『農業全書』
(1697年・元禄10年)は、高価な輸入漢方(生薬)を買うのではなく、農家で栽培することが「国益」になるといっています。また、『農業全書』に序文を書いた貝原益軒は『大和本草』(1715年・正徳5年)の中で、医者としての立場から、漢方(生薬)の見極め方、作り方(製剤)、飲み方(処方)などについて詳しく論じています。
 
 果たして「輸入漢方」なくして国民生活が成り立たなかったのか否かについては、日本に古くから伝わる民間生薬(オオバコ、ゲンノショウコ、ドクダミなど)との関連を細かく調べないといけないのですが、そう簡単に結論の出るものではありません。



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