2012年度「英語英米文学科主催連続講演会」が無事終了・・・・・英語英米文学科 本村浩二

投稿日時 2012-12-10 16:55:46 | トピック: 最新情報

 本年度最後の「英語英米文学科主催連続講演会」が、去る12月7日金曜日に金沢文庫キャンパスにて開催されましたので、ご報告いたします。

  連続講演会 第三回 12月7日(金)  午後4:20〜5:50  於:K−304
          講師:片山 厚先生(北海道大学名誉教授)
          演題:「アメリカ小説に恐ろしさを読むこと」

 日本の童謡・唱歌である『海』(うみはひろいなおおきいな〜)の歌詞のなかに、ご自身の「恐ろしさ」の原点があると話された片山先生が、アメリカ文学の中核に「恐ろしさ」の存在を読み取り、その系譜をたどることを目指した本講演会において、主に取り上げた作品は以下の3篇です──Robert Frostの詩“Out, Out—”、 Joyce Carol Oatesの短編“Where Are You Going, Where Have You Been?”、Herman Melvilleの長編Moby Dick。「恐ろしさ」を感じる層を三つ(登場人物、作者、そして読者)に分けた上で、片山先生は、一人の読者として、これらの物語にゾッとしてしまう理由をご丁寧に説明してくださいました。
  「恐い」物語の解説の最中に、「恐い」出来事(震度4の地震)──これも片山先生の神がかり的な演出ではないか、と私は密かに思っています──による一時中断も生じ、受講生は身をもって、「恐い」とは何かを知ることができたのではないか、と思います。
 受講者の数は、おかげさまで、K−304の教室がほぼ満席になりました。改めて、講演をお引き受けいただいた片山先生と、聴講にお集まりいただいた皆さんに心より御礼申し上げます。




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