受験生の方へ

三学科のコースについて−共生のための学びの展開


人間の連携を科学する

文学部は文学を学ぶのではなく、文系学問、すなわち、人間の価値、思考、情動、行動、組成、交流などの理解を通し、人間の連携と共同を科学する学部です。本学部は、英語英米文学科・比較文化学科・現代社会学科の三学科から構成され、それぞれ三つのコースを持っています。いずれかのコースに主軸を置き、コースの推薦する科目を参考に履修します。
※各コースは排他性を持ちません。

 

英語英米文学科−世界共通語を身につけ世界の人々と共生していくために

国際化の進んだ現代、英語は世界共通語として重要な言語です。英語英米文学科では、国際社会で活躍するために英語力に磨きをかけると同時に、英米文学・英語学を学問的に研究します。留学や就職に必要な各種資格試験にも対応できる運用力を身につけ、将来実社会で役立つコミュニケーション力を育てます。中学や高校の教師を目指す学生のために英語教育を中心に学ぶコースも用意されています。
▼英語圏文学コース
 イギリス、アメリカ、そのほかの、英語を第一言語とする国々の文学の学びを通し人間理解を深めます。
▼応用英語コース
 英語学を通して英語の音声や構造、意味について言語学的に研究することで一歩進んだ英語運用力を身につけます。
▼英語教育コース
 英語の運用力はもちろん、英語圏文学と英語学の指定科目を履修しながら文学や語学の豊かな知識を備えた英語教師になることを目指します。

 

比較文化学科−異文化を理解した「共生時代の良き市民」となるために

グローバル化が進展する21世紀において、比較文化学科は「異文化理解」と「共生」の精神を培うことを教育目標に掲げています。三つの文化について、講義と現地での研修を通じて学ぶことで、「共生」の在り方を考えます。
▼日本文化コース
 日本の文学・歴史・社会・生活・思想を学び、関連する地方へ赴き、学びの理解を深めます。
▼東アジア文化コース
 中国および朝鮮・韓国の文学・歴史・社会・生活・思想を学び、各国へ赴き、異文化理解を深め、共生の在り方を考えます。
▼欧米文化コース
 アメリカ・イギリス・フランス・ドイツの文学・歴史・社会・生活・思想を学び、各国あるいはウィーンへ赴き、異文化理解を深め、共生の在り方を考えます。

 

現代社会学科−現代人の共生へ向けた三つのアプローチ

情報化、個人主義化が進展する中で、現代人は次第に人と人のつながりを失っています。人は人と関わり合うことで生きて行くものです。個性化、多様化を尊重しつつ私たちはどうやって共に生活していくことができるのか?その可能性を巡って、現代社会学科では三つの側面からアプローチします。
▼社会学思想コース
 社会学の歴史・思想・理論などを学び、共生とは何かを探究していきます。(共生の探究)
▼社会創造コース
 都市、環境、家族などの社会現象を学び、また社会問題の解決手段を考察する中で、共生が可能となる豊かな社会を作り出す力を養います。(共生の構築)
▼社会福祉コース
 児童、障害者、高齢者、社会的弱者などについて学び、福祉社会を担う能力、すなわち共生を実践する力を養います。(共生の実践)

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